とりあえず、歌詞の掲載部分を、削除してください。
歌詞の転載が理由で、即時の強制退会処分が行われた例が有ります。
運営がどう判断するか分からない以上、一応バックアップを取った上で、歌詞部分を削除するのが安全だと思います。
それで、ですね。
歌詞転載についてですが、ガイドラインは読まれましたか?
■作詞家・翻訳家の没後50年が経過している場合は著作権の保護期間が失効しているとして原則対応対象外
■部分的な掲載であったとしても、楽曲の特定が行なえる場合は著作権侵害として対応対象
■同人、インディーズ作品の歌詞の無断転載も著作権侵害として対応対象
(許可を得ている場合はその旨の記述が必要)
■権利者の申し立てがあった場合は、これに従う
http://syosetu.com/site/song/
と有ります。
つまり、例えば有名な童謡の一つである、『犬のおまわりさん』も。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%95%E3%82%93
作詞者が1968年没の為、1968+50で2018年までは歌詞の著作権が有効です。
具体的な日時が分からない為、2019年に入るまでは、有効だと思った方が良いでしょう。
ちなみに、作曲者は2013年時点で存命のようですので、少なくとも2063年時点では、曲の著作権は有効です。
このように、『古い曲だから』と思っていても、著作権が切れていない事は、多々あります。
その為、歌詞の転載を行う場合は、『確実に歌詞の著作権が切れている事を確認した上で』行ってください。
そして、許可を得るためには、その作品の著作権を管理しているところに申し出る必要が有ります。
歌詞の場合、ジャスラックの事が多いとは思いますが、それ以外の管理団体も有りますし、著作権者自ら管理している場合も有ります。
その為、一概に『○○に申し込んでください』とは言えません。
ジャスラックのヘルプより、
『音楽の利用にあたっては、全てJASRACに手続きを取らなければいけませんか?』
https://secure.okbiz.okwave.jp/faq-jasrac/faq/show/60?site_domain=jp
著作権の消滅や、JASRACの管理作品かどうかは、JASRACの作品データベース「J-WID(ジェイ・ウィッド)」で確認することができます。
なお、著作権者が自ら著作権を管理していたり、JASRAC以外の著作権管理事業者に委託している音楽作品もあります。この場合、JASRACではなく、その著作権者や管理事業者に対し、手続きをすることになります。
J-WID(ジェイ・ウィッド)
→『当サービスへの直接のリンクはご遠慮願います。』と有りますので。
上記ジャスラックのヘルプURLより、飛んでみて下さいませ。
ちなみに、試しに『犬のおまわりさん』を調べたところ、ジャスラックへの全信託だと出ています。
『通りゃんせ』は作詞者と作曲者が『わらべうた』となっており、消滅していると出ています。
後、全信託では無い例としては、『いい湯だな』の歌詞が部分信託のようです。
また、『ラジオ体操第一』などは、複数の検索結果が表示され、著作権状態がバラバラのようです。
012-0638-9 作曲 全信託
030-7109-0 作曲 消滅
094-0799-5 作曲 無信託と全信託の二種類?
112-8781-1 作曲 消滅
……少し脱線してきた気もしますが。
例えばジャスラック管理曲の場合、
http://www.jasrac.or.jp/info/network/side/hayami.html
の『個人』の欄に有る通り。
1曲/年で、1,200円の使用料が要るみたいです。
それ以前に、色々と面倒な手続き等も必要のようです。
以上の事から、
・古い楽曲の歌詞で有っても、著作権が残ってる事は珍しくない。
・許可を得る為には、基本的に、ある程度の出費が必要。
・また、許可申請には、色々と面倒な手順が必要な事が多いらしい。
という事になると思います。
ですので、可能であれば、歌詞の使用は控えた方が良いと思います。
(『通りゃんせ』のように、著作権が無い事が明確なモノは別として)
それでも使いたいという場合は、著作権関係をよくよく調べられた上で、検討されるべきだと思います。
多少脱線している気もしますが、『歌詞転載に関する質問への回答』には収まっていると思いますので。
長文駄文だとは思いつつ、失礼させていただきます。