小説家になろうサイトには、傍点を振る機能はありません。
あくまでルビ機能を応用して擬似的に近い表現をユーザーが工夫しているに過ぎません。
例示されている中黒を一対一で振り当てる以上に適切な方法は残念ながら弊方は存じておりません。
なろうサイトのルビ機能はHTML5定義における<ruby>タグを用いて実現されているようですので、閲覧側の端末環境に依存せず実行可能な機能としてはこれ以上のものを求めることはかえって適切さを損なうかもしれません。
なお、<ruby>タグは日本語における書籍的文芸表現に必ずしも即した機能ではなくまた特に傍点に関しては機能的に考慮されているわけでもありませんので、ブラウザごとの扱い方によって表示に微細な差異がありえます。
たとえばIEとChrome、そしてFireFoxに組み入れたアドオン次第によっては見え方が異なってくるでしょう。その点を踏まえた場合、あまり作者側で細かな表示サイズまで気にして調整しようとすることに意義は薄い(あるいはかえってユーザービリティを損ないかねない)といえるかもしれません。