模擬戦で一触即発の一華とヴァルをいさめ、３人でダンジョン探索をすることになった春彦たち。再び訪れた第10階層、苦戦を強いられたミノタウロスを、いともたやすく蹂躙する一華の桁外れの強さに驚きつつも、さらに深部へと歩を進める。第11階層ではミニドラゴンを狩りつつ、一華の提案でアイテム探しを始める春彦だったが、一向に見つからないまま時が過ぎていく。不運を嘆く矢先、ようやく見つけた小部屋――そして中には念願の宝箱が！期待膨らむ春彦が、宝箱に触れたその瞬間、モンスター出現型の罠が発動してしまい……!?

皆様、こんにちは。原作者のロウです。
『中年魔術師の悠々自適なダンジョン攻略～スキルオーブを使ったら最強スキルを手に入れたので、好きに生きようと思います』のコミカライズ版第三巻が発売することとなりました。
コミカライズ版が続いているという現実、非常に嬉しく思います。

コミカライズ版では、書くことだけではなく、描くことによる表現が加わり、そうした表現が一コマ一コマ、しっかりと描かれることよって、登場人物の動きがより明瞭となり、一気に臨場感が増すように感じます。
御手に取っていただいた方には、そうした感覚を共有していただけましたら、幸いです。
最後に、皆様に読んでいただけるおかげで、本作は作品として形作られています。
読者の皆様、いつもありがとうございます。