私が妻だと、バレてはいけない――。
再会から始まる、すれ違い夫婦の物語
辺境領主エルランドと14歳で結婚させられた王家の末姫リザ。
しかし式の翌日「必ず迎えに来る」と言い残し、夫は領地に去ってしまう。
迎えのないまま5年。
再び命じられた政略結婚から少年の姿で逃亡したリザを救ったのは、5年ぶりに会うエルランドだった。
彼の目的が自分との離縁だと聞いたリザは、正体を明かさず夫からも逃げ出そうとして――。
「全ては言いなりにはならない」
政略に翻弄される、すれ違い夫婦の出した答えとは?

文野さとの１２冊目の書籍が、子どもの頃から親しんできた角川書店様より発売されました！
切なさ、すれ違い、体格差、身分差、歳の差という、作者の「好き」を全て盛り込んだ恋物語です。
書籍化にあたって、新たに加筆・整理した場面がありますが、全体として非常に読みやすく仕上がったと思っています。
表紙絵とたくさんの挿絵は、たくさんの書籍を手がけておられる、イラストレーターの小島きいち先生の手によるものです。
先生の繊細な筆致により、作者のイメージが、寸分違わず表現されています。
そして角川書店さんの尽力により、作者大満足の物語が完成しました！
７７０円で２時間の至福の時間を！
どうぞ、ご覧ください。
Kindle版もございます。