ページをめくるたび
より豊かに、より強くなっていく。

〈ライブラリアン〉──それは本が読めるだけの不遇スキル。
ライブラリアンの持ち主、貴族令嬢テルミスは前世の記憶を思い出し、二度目の人生は後悔のないよう生きることを決意する。
しかし、父からライブラリアンでは結婚も仕事も難しいと告げられ、早々に窮地に立たされてしまう。
それでもテルミスはたくさんの本を読みながら、料理、商売、そして魔法と次々に学んでいき、次第には失われた古代魔法まで習得を試みて──

才能がなくても読書で身につける!
転生少女の成り上がりビブリアファンタジー!!

皆様の応援のおかげで本になりました。
ありがとうございます！
書籍版では、なろうで描ききれなかった裏設定も少し出しています。
書き下ろしのゴラーの物語も、読んでいただけるとよりライブラリアンの世界観がわかり、本編がより楽しくなるのではと思っています。
また言うまでもないことですが、イラストレーターのHIROKAZUさんが描いてくださったテルミスはとにかく可愛いです。