書籍の内容
傷痕王子妃として蔑まされていたリリーシアはやり直し後の人生で辺境伯子息のイーサンの婚約者となった。辺境伯領の人々にも認められて、ついに王宮での社交界デビューを迎えた二人は?!
愛しい人と生きるために運命に抗う”やり直し”ラブストーリー。
――この世界はやり直している。
「信じがたいことだがそれでも私たちは今度こそリリーシアを救うために」
公爵たちとイーサンはリリーシアが幸せに笑っていられるようにとリリーシアには内緒で共闘することに。
貴族学院でのダンスの練習の際、ハロルド王子はリリーシアにダンスを申し込み、
「王子である私に相応しい」
とリリーシアの美しさを絶賛する。そんなハロルド王子に対し、
「きっと私がイーサンのように傷を負っていたら、あなたは見向きもなさらなかったでしょう」
やり直し前と違い、はっきりと思いを伝えるリリーシア。
そして、リリーシアが危険にさらされた時に助けるイーサン。
「僕は何度でも君を助ける」
それぞれの思いが交差する緊迫の三巻。
作者からの一言
こうして無事コミカライズの三巻目を送り出すことができました。これもひとえに皆様のお陰です。
ありがとうございます! すでにコミックシーモアさんでは先行販売などを行っております。特典などもあるようなので、ぜひよろしくお願いいたします。
原作は完結しておりますが、お礼のssなどを「小説家になろう」に掲載しております。気長にお待ちいただけるとありがたいです。
コミカライズ版での漫画家さん、編集さんと一緒に創り上げる新しい「傷痕王子妃」の世界を覗いていただけると幸いです。
これからも、もう少しお付き合いいただければと思います。本当にありがとうございました。