書籍の内容
治癒魔法で助けた銀狼(フェンリル)が自国の第二王子・アルフェルドであることを知ったミア。
彼との『つがいの契約』は、じつはミアの治癒魔法によるもので、彼女の方からしたのだとアルフェルドから明かされる。
アルフェルドの勢いに流されるまま王宮で暮らすことになったふたりだが、権力争いの火はいまだ収まりそうにない。
ついには、その矛先がミアへと向かってきて――。
『つがいの契約』により次期王太子妃となっているミアは、命を狙われ契約の真実を知ることになる。
そのことにより、アルフェルドとの関係に悩んだミアは……。
作者からの一言
物語のあらすじはそのままに、背景やキャラクターを掘りさげ、なろう版から約2倍のボリュームに大幅加筆しております。
下巻では、ウィリアムとクロエのその後を書いた番外編や、恋人となったアルフェルドとミアのワンシーンも書き下ろしておりますので、ぜひご覧ください!