書籍の内容
田舎男爵令嬢テサシアは、十分すぎるほど身の丈を意識し、有力貴族の集うカウフォード学園でモブに徹していた。 目立たず、騒がず、二大勢力に近づかず──
そんな彼女の癒しは、「推し」ルートヴィッヒ様のお姿を遠くから拝むことのはずが、王太子の婚約破棄がルートヴィッヒまで連鎖し、ひょんなことから「推し」の婚約者候補に!
風が吹けばテサシアが見初められる的流れに、戸惑いを隠せない彼女だったが──
作者からの一言
こんにちは。
ξ˚⊿˚)ξただのぎょーと申します。
2021年に3万字程度の中編として投稿した『モブ令嬢テサシア・ノーザランは理想の恋を追い求めない。』が皆様の応援のお陰で書籍化いたしました。
ありがとうございます。
書籍版はWEB版を3倍くらいに大幅加筆して、新しいエピソード、キャラクターが増えているため、WEB版を読んだ方も新たに楽しめる作品となっています。
また特にウエハラ蜂さんによる美麗なイラスト・挿絵は至高でございます。
ぜひお手にとって読んでいただければ幸いです!