書籍の内容
幼い頃に、とある高貴な女性に「悪役令嬢」のレッテルを貼られて、貴族社会で孤立してしまったオティーリエ。
苦しい立場で耐え続けながら、王族や貴族の子女が入学する学園に入ることに。
年々酷くなる周囲からの対応に耐えながら、オティーリエは学生生活を続ける。なぜなら――
学園内で婚約者が見つからなければ、オティーリエは貴族の地位を棄てて平民になる約束を両親と取り付けていた。
私の名前はオティーリエ・シェフィンコ。
シェフィンコ公爵の一人娘にして――、自他認める嫌われ者の公爵令嬢である。
王太子妃からよく思われていないため、周りに嫌われまくっている私が貴族ばかりの学園に通う。
作者からの一言
この度、応援してくださっている読者様のおかげで「嫌われ者の公爵令嬢。」を書籍化させていただくことになりました。本当にありがとうございます。
元々短編として書いていたものを、長めで書いたお話がこうして書籍になることが嬉しくて仕方がありません。
web掲載分から大幅に加筆修正しております。web版をお読みいただいている方も楽しめる内容になっていると思います。
またイラストもとても素敵に仕上げていただきました。表紙がとてもお気に入りです。
嫌われ者という立場であるオーリーの学園生活になります。少しでもお読みいただいた方が何か感じてくださったらとっても嬉しいです。