書籍の内容
総応募数10,332作品!
第8回ネット小説大賞受賞作!
地下書庫に眠るのは禁帯出、閲覧禁止。異界への扉を開く、奇妙な書物たち――――
名もなき手記に宿る想いは、時空を超えた事の「鍵」となる。
今、壮大に描かれるビブリオファンタジー!
鬱蒼とした雑木林に囲まれた、町外れの私立図書館・黄昏堂(たどがれどう)。
そこで働く新人司書の湊(みなと)は、怠惰で偏屈な館長・空汽(うつろぎ)や図書館猫のクロ、数少ない常連客に囲まれ仕事に励む日々を送っていた。
しかしある日、常連客から紹介されてやってきた青年が、館内から忽然と姿を消してしまう。
湊があわてて青年を捜す最中、空汽に案内されたのは地下書庫の隠し扉。
《永劫廻廊(えいごうかいろう)》と呼ばれる異界へつながる道で、湊は神々や使い魔たちと出会い、やがてある手記に纏わる因縁と“時を超えた謎"に直面する……
名も無き物語に秘められた人々の想いが奇跡を呼ぶ、ビブリオファンタジー。
作者からの一言
第八回ネット小説大賞受賞、応援ありがとうございます!!
このたび2021年4月7日、『奇書館黄昏堂の魔女』から『私立図書館・黄昏堂の奇跡 持ち出し禁止の名もなき奇書たち』に改題し発売です。
よろしくお願いします!!
げみ先生の美しい表紙イラストが目印です。
ぜひ本屋さんでお手にとってご覧ください!!
更に現在、ネット小説大賞特設サイトにてイノメ洞窟先生による素敵な冒頭コミカライズが公開中です。
ぜひともご一読ください!
書籍版とWeb版では第二部から内容がかなり異なります。というかほぼ別物です。
あらかじめご了承ください。