書報 - 出版作品詳細

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書籍の内容
現代医学と異世界の神術が、ついにタッグを組む――

世界規模で発生した悪霊の被害は、サン・フルーヴ帝都にも拡大していた。神殿や大神官、守護神、神術、そして多くの代償を強いる禁術――そのすべてが悪霊に立ち向かうために必要なものだったと痛感したファルマは、今一度自分がこの世界でなすべきことを模索する。
そして、女帝やエレンたちに降りかかった“呪い”を解くべく、ファルマは現代の医学知識を用いながら研究室の学生エメリッヒらと共に研究を進めた結果、その意外な正体を見つけ出した。大切な人たちを救う治療方針が見えて安堵するファルマだったが、一人の学生を襲った病が、彼の運命を変えていくことになる。
「覚えられないの……。ここ最近、何も覚えられなくなってしまったんです!」
診眼は、ファルマの持つ現代の医薬知識でも助からないと無情にも告げる。
諦めきれないファルマが、その学生の命を救うために取った行動とは――。
作者からの一言
著者の高山理図です。
このたび、MFブックス様より『異世界薬局』7巻を刊行していただくことになりました。
本シリーズは、異世界に転生した元薬学者の主人公がその世界で薬局を営み、医学薬学の普及につとめながら人助けをしてゆくというお話です。
今回の見所としては、現代でも治療法の確立していない難治性疾患に対して、異世界の神術を用いた薬学と現代薬学を融合した治療法を模索します。
また、主人公は葛藤と煩悶の末、あるアイデンティティにかかわる大きな選択をします。
今回も、keepout先生に可愛く華やかなイラストを描いていただきました。
書店でお見掛けの際は、どうぞよろしくお願いいたします。
書籍情報
出版社 KADOKAWA/メディアファクトリー
レーベル MFブックス
発売日 2019年7月25日
小説家になろう登録情報
ユーザID 65394
ユーザ名 高山 理図
関連する小説家になろうグループ掲載作品 【完結済】異世界薬局(EP4)/【連載中】世界薬局(EP4.1)

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