コミカライズ1巻が6刷の大重版! 大人気ファンタジー、待望の文庫化!

タクミが目を覚ますと、乗っていた電車が蒸気機関車になっていた。
車窓はヨーロッパのような田園風景。クラシカルな姿の乗客。終着駅で途方に暮れるタクミに話しかけてきた駅長によると、ここは異世界で、まれに汽車が異なる世界の人間を連れてきてしまうらしい。
そしてタクミは、駅長の計らいで終着駅で喫茶店「ツバメ」を営むことになったのであった。

駅を乗り過ごしてしまった少女。毎週一回、決まって駅を訪れる老人。世界を飛び回る目利きの女実業家。駅には毎日、いろんな出会いがやってくる。

第４回ネット小説大賞の受賞作として選出頂いてから２年。いよいよ文庫化の運びとなりました。

文庫版では完全新作な書き下ろし短編も収録。
なろう版からの読者様も、単行本版をお持ちの方も、コミカライズから入った方も、この作品を初めて知ったという方もぜひお手に取って頂ければ幸いです。