書籍の内容
すべての女性が魔力を宿し魔法を操れる国で、魔力を持って生まれた男の子。
だが、彼は魔法が使えなかったため、無価値という意味のヴァンと名付けられ、家族からぞんざいな扱いを受ける……。
十五歳になり軍に入隊したヴァンは、炎の魔法を扱う少女・エステルと偶然にも唇同士が触れ合って、彼女の魔法をコピー!! 彼はキスした相手の魔法を会得する力を持っていた!!
これは、無価値と呼ばれ続けた少年による、「キスからはじまる」成り上がり英雄譚。
作者からの一言
皆様のおかげで、2シリーズ目の作品を上梓することができました。
ありがとうございます。
見所たくさんありますが、筆者として推したいのは、さくらねこ先生の美麗なイラストと、20万人の敵をわずか3千人で迎え撃つラストバトルです!
書店でお見かけの際には是非手にとっていただけるととても嬉しいです。