虚ろな楽園
星見流人(著)
 

内容

(あらすじ)

実験国家日本。医療、政治、経済、教育のあらゆる分野で世界の国々のための実験を行う試験国。そこで働く新堂恭介(しんどうきょうすけ)は都市でよく見かけるサラリーマンの一人である。ただし、その働き先が銅春樹(あかがねはるき)が経営する『就職専門の殺し屋』であることを除いて。半世紀以上続く超弩級の不景気の中で、就職活動はいつしか就職戦争と呼ばれるようになっていた。『殺してでも奪い取れ』という標語が示すように過酷な戦争に。ニートや非正規雇用者は道端のゴミと同じで利用され続けた挙句殺されることは現代の常識だからである。その裏では、ある恐るべき計画が進められていた。そして、偶然にも新堂は銅と共にそれに触れることになる。

作者からの一言

皆様、初めまして。
星見流人と申します。ようやく、という言葉が正しいのかどうか分かりませんが、小さいころからの夢が一つ叶いました。高校生の頃から駄文を書き続けて、プロを目指したのは伊藤計劃さんという方の『ハーモニー』を読んだことがきっかけでした。ブラック企業で働きながらの投稿だったのですが、執筆に関しては苦しみもなく(おかげで変な作品が多いと思いますが)、楽しんで書けたと思います。
この作品は私の『怒り』を形にしたものです。元々、喜怒哀楽をテーマに書いてみようとうつ病状態になった私がたまさか思いつき、『異説鬼退治』の対になるものとして書き出しました。書いてみたはいいものの、新堂を始め、銅ブラザーズや芹沢さんがあちこちに物語を動かし、結果的にこんな結末に至りました。彼らとの付き合いはおよそ三年に及びます。その三年間で、私は彼らが大好きになりました。また、スピンオフか何かがあれば是非書きたいです。というか、書かせてください!(続編も書いてるんですけどね)

さて、何が言いたいかよくわからなくなったところで、これから書籍化を目指す皆様に一言述べさせていただきます。アドバイスでも指導でも何でもありません。私はそんな立派な物書きではないのですから。
その一言とは、『あなたは自分の書いた物語が好きですか?』。駄作だろうと傑作だろうと好きになれますか?私は大好きです。この小説が書籍化され、たとえ世間の皆さまからクソみそに詰られようとも誇りをもって言えます。大好きです! と。好きなテーマで好きな時間に、好きなように、好きなことを書いてください。それが私からの何でもない一言です。偉そうに聞こえたら申し訳ありません。

これからも色々な作品を皆様にお見せできればと思っていますので、ご指導・ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。最後になりましたが、初代担当編集様、本当にありがとうございました。私がこうやって今作家として存在しているのは、貴方のおかげです。これからも頑張りますので、どうか見守っていて頂ければ幸いです。

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