ガイドライン

「異世界転生」「異世界転移」キーワードの設定判断基準

▼作品にキーワードの設定が必要かどうかの判断基準

キーワード設定が必要かどうかは、主に以下4点から判断致します。

A) 「現実世界」から「異世界」への転生・転移が行なわれているか。
B) 作品の主な舞台が「異世界」であるか。
C) 「異世界」への転生や転移を行なっているのが作品の主人公であるか。
D) キーワードの設定が作品のネタバレにならないか。

A) 「現実世界」から「異世界」への転生・転移が行なわれているか。

キーワード設定判断例
設定必要主人公が「現実世界」から「異世界」へ転生・転移している場合
設定不要主人公が「異世界」から「現実世界」へ転生・転移している場合
設定不要主人公がタイムトラベル・タイムスリップなど時間軸を移動している場合

◆作品で扱う設定が「小説家になろう」における「現実世界」と「異世界」の定義に沿うか迷う場合は以下例を参考に判断してください。

異世界転生・転移と扱う例(キーワード設定が必要
ゲーム世界への転生・転移
「現実世界」と物理的に一切つながりが無く、移動手段も確立されていないため、ゲーム世界は「異世界」と扱います。
現代に酷似している「異世界」への転生・転移
文化等が現代と似ていても、「異世界」の定義に該当する場合にはキーワードの設定が必要です。
主人公とその友人しか知らない扉から行ける世界への移動
限られた人間しか知らない技術や方法で移動する世界は、「現実世界」では一般的なものでは無いため、「異世界」と扱います。
「現実世界」から「異世界」への移動技術は確立されていないが、「異世界」から「現実世界」への移動技術が確立されている、という設定での「異世界」への転生・転移
「異世界」から「現実世界」への移動手段が確立されているか否かに問わず、「現実世界」から移動手段が確立されていない世界から「異世界」への転生・転移にはキーワード設定が必要です。
異世界転生・転移と扱わない例(キーワード設定が不要
実在する神話や宗教に即した、霊界などへの転生・転移
「血の池や針の山のある地獄」や「煉獄の先にある天国」等は「現実世界」と歴史的・文化的に直接的なつながりあることが明確であるとして、「現実世界」の一部と扱います。
一般的に「異世界」への移動技術が確立されている「現実世界」から、その移動技術を用いた「異世界」への移動
「現実世界」との往来が技術的に確立されている場合は、キーワード設定を必要とする「異世界」の定義に当てはまりません。

B) 作品の主な舞台が「異世界」であるか。

「異世界転生」「異世界転移」キーワードは、主な舞台が「異世界」である作品が設定対象です。

A)例のように「現実世界」から「異世界」への転生・転移が確認される場合でも、作品の主な舞台が「現実世界」である場合はキーワード設定が不要です。

キーワード設定判断例
設定必要主人公が「現実世界」から「異世界」へ転生・転移し、作品の主な舞台が「異世界」である場合
設定不要主人公が「現実世界」から「異世界」へ転生・転移したものの、作品の主な舞台が「現実世界」である場合

◆作品の主な舞台が「異世界」かどうか迷う場合は以下例を参考に判断してください。

主な舞台を「異世界」と扱う例(キーワード設定が必要
主人公の身体は「現実世界」にあるまま、意識だけ「異世界」にあるという設定で、物語は「異世界」を主な舞台とする場合
意識のみであっても、「主人公が『異世界』への移動を果たしている」と扱います。その上で作品の主な舞台が「異世界」である場合はキーワード設定が必要です。
主人公が「異世界」と「現実世界」の移動を日常的に行い、物語は「異世界」と「現実世界」のどちらも舞台とする場合
「現実世界」と「異世界」どちらも同程度作品の舞台とする場合は、キーワード設定が必要です。
主な舞台を「現実世界」と扱う例(キーワード設定が不要
「異世界」転移を行なった主人公が、作品序盤に「現実世界」に帰還するという設定で、物語は「現実世界」を主な舞台とする場合
主人公が「異世界」転移・転生を行なっていても、作品の主な舞台が「現実世界」である場合、キーワード設定は不要です。

C) 「異世界」への転生や転移を行なっているのが作品の主人公であるか。

「異世界転生」「異世界転移」キーワードは、“主人公が”「異世界」へ転生・転移している作品が設定対象です。
主人公以外の人や物が異世界転生・転移している場合はキーワード設定が不要です。

キーワード設定判断例
設定必要主人公が「現実世界」から「異世界」へ転生・転移している場合
設定不要主人公以外の登場人物・物が「異世界」へ転生・転移している場合

◆異世界転生・転移しているキャラクターがキーワード設定対象かどうか迷う場合は以下の例を参考に判断してください。

主人公が異世界転生・転移していると扱う例(キーワード設定が必要
作中に複数の主人公が登場し、内1人だけが異世界転生・転移をしている場合
複数の主人公が登場する場合、主人公の内1人でも転生・転移を行なっている場合、キーワード設定が必要です。
主人公が異世界転生・転移していると扱わない例(キーワード設定が不要
主人公は「異世界」で生まれ育った人物で、ライバル等のサブキャラクターが「現実世界」から転生・転移してきた人物である場合
主人公以外のキャラクターが転生・転移を行なっている場合、キーワード設定は不要です。
主人公は「異世界」で生まれ育った人物で、主人公の使う武器やアイテムが、「現実世界」から「異世界」へ召喚された物である場合
キャラクター同様、武器などの物が「現実世界」から「異世界」へ移動している場合もキーワード設定は不要です。

D) キーワードの設定が作品のネタバレにならないか。

キーワードを設定すること、もしくは設定しないことが読者への致命的なネタバレとなってしまう場合は、
例外として設定しなくても構いません。

作品設定がキーワード設定対象にならないものであっても、読者に異世界転生・転移をしていると認識させるように描く作品はキーワード設定が必要です。

ネタバレに該当する場合でも、序盤で種明かしが行なわれ、作品の大半が異世界転生・転移であると読者が認識できる場合はキーワード設定が必要です。

キーワード設定判断例
設定必要主人公が転生し、転生先が「異世界」だと読者に誤認させ、作品の最後に転生先が「異世界」によく似た「現実世界」であったと明かす場合
設定必要主人公が転生し、転生先が「現実世界」だと読者に誤認させ、作品の序盤に転生先が「現実世界」によく似た「異世界」であったと明かす場合
設定不要主人公が転生し、転生先が「現実世界」だと読者に誤認させ、作品の最後に転生先が「現実世界」によく似た「異世界」であったと明かす場合

◆作品の大半で読者へ異世界転生・転移していると認識させているかどうか迷う場合は以下例を参考に判断してください。

読者に作品の大半で異世界転生・転移していると認識させている例(キーワード設定が必要
主人公が「異世界」へ転生・転移して冒険を行なう話と読者に認識させ、作品の終盤に実は文明や生態系の異なる「現実世界」であったと明かす作品の場合
作品の大半で読者に異世界転生・転移していると認識させており、「異世界転生」「異世界転移」キーワードを設定しないことが致命的なネタバレになってしまうためキーワード設定が必要です。
読者に作品の大半で異世界転生・転移していないと認識させている例(キーワード設定が不要
主人公が「現実世界」によく似た「異世界」に転生・転移し、「現実世界」だと思い込んだまま冒険を行なうが、作品の終盤に舞台は「現実世界」ではなく「異世界」であったと明かす作品の場合
作品の大半で読者に「現実世界」への転生・転移だと認識させており、「異世界転生」「異世界転移」キーワードを設定することが致命的なネタバレになってしまうためキーワード設定は不要です。

▼異世界転生・転移の要素を含む短編集のキーワード設定判断基準

短編集に収録されている作品の話数の内、半数以上が異世界転生・転移の要素を含む場合は「異世界転生」「異世界転移」のキーワード設定が必要です。

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