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第54回2018.01.23

やり込んだゲームの陣営共々、異世界へ。
種族の女王を務め、導く。 女王陛下は蟲さんと一緒に世界征服するそうです

第616特別情報大隊

物語

ある日、薄暗い広間で女性が目を覚ますと、
巨大な蜘蛛のような生物が無数に群がっていた。

それを見た女性は、
「食い殺されるのではないか」と恐怖するが、
生物たちより「女王陛下」と言われ、服従される。

これによって、女性はこの生物たちが、
自分が長年プレイしていたゲームに登場する、
「アラクネア」陣営のスワームという種族だと思いだす。

女王であることを否定したら、
スワームたちに八つ裂きにされると考えた女性は、
女王としてスワームたちを率いる決意をし、
アラクネアの女王となった。


女王はまず、大量生産が容易な、
リッパースワームたちを使い、周囲を探索させる。

次にワーカースワームが、
女王のために糸で作ったドレスを持ってきたことで、
衣食住のうち衣は確保できたと判断。
しかし、スワームを生産する資源と、
何より自分のためにも、
早い段階で食を確保する必要があると気づく。


その後、斥候に出していたスワームから、
近くにエルフの村があると報告を受ける。

この村の防衛が、ゲームの常識では、
考えられないほど無防備であった事から、
女王はここが本当にその世界なのか、疑い始めた。

実態確認のため、
リッパースワームを引き連れてエルフの村落に向かうが、
途中、エルフたちが奴隷商人に襲われているのを発見。

エルフを助け、
奴隷商人の指揮官を生け捕りにした女王は、
お礼に、村へと案内された。


村に入った女王は、住民たちに、
アラクネアを知っているかと尋ねるが、
誰に聞いても、知らないと答えられる。

プレイしていたゲーム世界であれば、
悪名高いアラクネアを知らないはずがなく、
今までの事もあり、
ここはゲーム世界ではないと結論を出した。

その後女王は、エルフたちに取引を持ちかける。
密猟者や奴隷商人から村を警備する代わりに、
・食材を定期的に貰うこと
・警備で殺した死体には触れないこと
という条件で合意し、
安定した食を得ることに成功する。


アラクネアの拠点に戻った女王は、
敵に寄生し操り人形にすることが可能な、
パラサイト・スワームを生成し、
生け捕りにした奴隷商人の指揮官を操った。

さらに、スワームたちを増やすため、肉を求め、
奴隷商人の指揮官とリッパースワームと共に、
西の交易都市リーンを訪れる。
そこで、ワーカースワームが作った衣服を売り、
そのお金で肉を大量に購入した。

衣食住の"住"のため、寝具も購入し、
女王は満足して拠点へと向かうが、
途中、武装集団の襲撃を受ける。
何とか集団を追い払うが、
リッパースワームが殺され、
女王は武装集団への復讐を決意する。


女王は復讐に向け、リーンで購入した肉で、
1陣営につき1体しか生産できない、
ナイトスワームのセリニアンを生成。
武装集団をおびき出すため、
再びリーンで衣服を売って大金を得ると、
思惑通り、武装集団が襲撃してきた。

彼らを返り討ちにした後、
敗残兵から情報を得て、屋敷に乗り込み、
圧倒的な戦力で残りを殲滅した。


その後は、次に戦う敵や国は見つからず、
ただ『勝利』のみを望むスワームをよそに、
村の警備を始めて6カ月が経過する。

エルフを狙う者は減り、
女王が平和を享受していたある日、
斥候のスワームから、
村がマルーク王国の騎士団に
襲撃されたと報告を受ける。

女王は村に行き、騎士団を殲滅させるが、
以前助けたことをきっかけに、
親しくなったエルフの青年リナトが、
襲撃で死んだことに怒りを覚える。

女王は殺されたエルフたちの仇をとり、
住み慣れた住処を守るため、
マルーク王国を滅ぼすことを決断した。

登場人物

女王陛下

18歳で大学1年生の日本人女性。

外見が14歳に若返った状態で、
リアルタイム・ストラテジーゲームで使っていた
アラクネアの陣営と共に異世界へ転移した。

元世界ではアラクネアを好んで使い、
ゲームのオンライン対戦で連戦連勝して、
大会で優勝した経験も持つプレイヤー。
「蟲姉」というあだ名を持つ。

否応なしにアラクネアの女王になったため、
女王としてアラクネアたちを導いたら、
元の世界に帰りたいと考えている。

エルフの村が襲撃されたことに対して、
自身が警備を始め、密猟者や奴隷商人を、
狩り殺していたことがきっかけであると思い、
責任を感じている。

セリニアン

人間形態に擬態できるメスのナイトスワーム。

英雄ユニット扱いで、1陣営につき、
1体しか生産できない特殊なユニット。
経験値を積むことでより上位に進化できる。

蜘蛛の下半身を持つが、
中性的で美形な女の子の顔立ちをしており、
その鎧には胸の膨らみがある。
人間に擬態すると、下半身が
ロングスカートタイプの鎧になる。

ゲームでは、
かつて異教徒の少年を庇った罪で、
騎士団を追放された騎士が、
アラクネアの女王の庇護を受け、
彼女に忠誠を誓ったことで、
ナイトスワームとなった経緯があると設定されている。

リッパースワーム

体格に不釣り合いな長い鎌と、
細長い手足が特徴的なスワーム。

強力な毒針と、固い外殻を持っており、
弓矢の攻撃は弾くが、
重い金属の塊で攻撃されるとダメージを受ける。

ゲームでは、
最初期に大量生産が容易な初級ユニットとして、
主に初期ラッシュに使用されている。

スワームたちは集合意識を持ち、
別々の個体が同じように喋ったり、
会話しなくても考えていることを共有できる。

リナト

バウムフッター村に住むエルフの青年。
森の中で、奴隷商人に襲撃されていた所を、、
女王に助けられた。

リッパースワームの異形から、
当初は女王たちを警戒していたが、
ライサに説得されて、
女王を村に案内する。

病に伏せっている住民のため、
薬草を取りに行くなど、
優しい性格をしている。

マルーク王国の騎士団に村を襲われた際は、
故郷を守るために戦い、死亡した。

ライサ

バウムフッター村に住むエルフの少女。
リナトと共に、奴隷商人に襲撃されていた所を、
女王に助けられた。

助けてもらったお礼に、
自ら進んで女王を村に案内する。
初めは女王のことを魔女だと思っていた。

人形のお守りを女王に渡すなど、
優しい性格で、女王の事を信頼している。

リナトとは幼馴染で恋をしていた。

今回の調査対象者

  • 調査期間2017/12/18~2017/12/31
  • 性別男性
  • 年齢50~59歳
  • 好きな作品ジャンル環境改善系