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第39回2017.06.20

心は十六歳のまま、異世界で幼女に。
しっかり者として、溺愛されます。 お出かけ先は異世界ですか?

天川 七

物語

十六歳の水元桃子は、
異世界、ジュノール大国で発生した、
神殿関係者が、
独断で戦力を召喚しようとした事件に巻き込まれ、
体が五歳児になった状態で、召喚された。

発見された桃子は、
ジュノール大国第二王子で、
ルーガ騎士団師団長でもある、
バルクライが後見人となり、
保護されることになる。

屋敷に連れられ、バルクライと、
側近であるキルマージ、カイの三人に溺愛される中、
桃子は、本当は十六歳であると話した。

異世界から人間がやってきた例はあるが、
体が小さくなった事例はないことから、
桃子の身を案じたキルマージは、
詳しく検査することを提案する。

しかし、直後に桃子が空腹を訴えた為、
まずは食事をすることになった。

椅子の高さが足りない桃子は、
バルクライの膝の上に座り、
彼にフォークを差し出されるまま、
ご機嫌で口を動かした。


食事が終わり、バルクライは桃子に、
元の世界に帰りたいかと尋ねるが、
桃子はどっちでもいいと答えた。

両親が仕事人間で、
主に祖母に育てられていた桃子は、
祖母が亡くなった頃に、
寂しいと思うこともなくなったと語る。

割り切った考え方の桃子は、
異世界から帰れた前例がないこともあり、
この世界で頑張っていくことを決意する。

そして、自分に出来る仕事を尋ねる桃子の、
健気さに胸を打たれた三人は、
自分が桃子を引き取ると言い合いを始めてしまう。

そんな中、桃子は自分が十六歳だと主張し、
あくまで働き先を探そうとするが、
幼児の外見では仕事がないと諭され、
元の姿に戻れる方法を探す事になる。


医師の元に行くために、
屋敷の外に出た桃子は、
空を飛ぶドラゴンなどの、
ファンタジーな光景に感動する。

カイと共に馬に騎乗して、
城下町にたどり着いた桃子は、
要塞の中で医師のターニャを見つけると、
早速検査してもらうことにした。

しかし、注射針を見た桃子は、
五歳児の本能が働き、
思わず逃げ出してしまう。

そこをカイに捕まり、
逃げないように押さえられたまま、
注射をされた桃子は、
絶叫して涙を流す。


その後、カイと共に屋敷に戻る途中に、
女性の悲鳴が聞こえ、
救助の為、カイが離れた隙に、
桃子は何者かに攫われてしまうが、
偶然通りがかった、
騎士団員のディーカルに助けられる。

桃子は、
自身を狙う何者かの影を感じながらも、
周囲から愛される幼女として、
異世界を生き抜いていくことになった。

登場人物

水元桃子

十六歳の女子高生。
異世界に召喚された際、五歳児の体になってしまう。

精神は十六歳のままだが、
五歳の肉体の影響を受けてか、
はしゃいだり泣いたりと、
しばしば五歳児のような振る舞いを見せる。

大抵のことは受け流せる性格。

桃子という名前が、
異世界の人間には呼びづらいようで、
周囲からは主に「モモ」と呼ばれている。

バルクライ・エスクレフ・ジュノール

二十一歳の男性。
ジュノール大国第二王子で、
ルーガ騎士団師団長を務める。
黒目黒髪の美形。

感情が顔に出にくく、
当初は桃子に怖がられた。

普段は冷静沈着で、
静かに目で意思を語ることが多いが、
桃子に危害が及んだ時は、
激しい怒りを露にするなど、
強い正義感を持つ。

子供は苦手だが、
桃子に対しては特別な感情を抱く。

キルマージ・サン・ティラム

二十三歳の男性。
ルーガ騎士団副師団長を務める。
周囲からはキルマと呼ばれている。

桃子曰く、儚い系銀髪美男子で、
微笑みは宝石にも負けない魅力を持つ。

普段の物腰は柔らかいが、
罪人などには容赦がなく、
恐怖心を煽る尋問の手法は、
仲間からもえげつないと評価されている。

カイ・シンフォル

二十三歳の男性。
ルーガ騎士団団員で、バルクライの護衛を務める。

赤い髪に緑色の瞳をしており、
桃子曰くホスト風のイケメン。

その印象にたがわず、
酒好きで女遊びも多いが、
一方で職務に関しては、
真面目で責任感が強く、
バルクライからの信頼も厚い。

言葉遣いなどは軽く、
桃子のことも「おちびちゃん」や「お姫様」などと、
冗談めかした呼び方をすることが多い。

今回の調査対象者

  • 調査期間2017/05/25~2017/06/07
  • 性別女性
  • 年齢40~59歳
  • 好きな作品ジャンル誰かのお世話 系